「木隠れて 茶摘みも聞くや ほととぎす」 松尾芭蕉
日本最古の茶処
近江・甲賀の茶めぐり「御煎印(ごせんいん)」を!
今年は7ヵ所のお茶屋で実施!
すべて集めると信楽焼小皿をもれなくプレゼント!
期間:2024年10月31日(木)〜2025年5月31日(土)
甲賀歴史民俗資料館 外観
概要
甲賀町には23件の国指定有形文化財があり、県内4番目を誇っています。
文化財の他にも資料は多く存在し、これらを保存・展示しているのが歴史民俗資料館です。館内には往昔に稲講会で使用された福太夫の面、ずずい子、古文書や生活用具、忍者の里らしい甲冑類など数多く並び、歴史愛好家でなくとも関心を引きます。
※当資料館は神社業務の合間に対応しておりますので事前のご予約が必要です。
油日神社は巻末のアーカイブ リンク記事よりご覧ください。
油日神社摂社「甲賀稲荷社」
甲賀流忍術屋敷
滋賀県甲賀市
日本最古の茶処を巡って集める「御煎印」
滋賀県甲賀市の新名神高速道路土山サービスエリア(上下集約)(運営:土山ハイウェイサービス株式会社、本社:滋賀県甲賀市土山町、代表取締役社長:植田 重弘)は、土山茶商組合(滋賀県甲賀市土山町、担当:丸安茶業株式会社 前野 安司)、茶商組合信楽会(滋賀県甲賀市信楽町、担当:株式会社山本園 山本 靖)と協力し、滋賀県甲賀市内の7つのお茶屋を巡る「近江甲賀の茶めぐり 御煎印(ごせんいん)」を2024年10月31日(木)から2025年5月31日(土)までの期間に販売します。
お茶むすめと「御煎印」
7ヵ所の「御煎印」
この「御煎印」は、土山サービスエリアが位置する滋賀県甲賀市の特産品「土山茶」「朝宮茶」を広く知っていただくことを目的に、お茶畑広がる土山・信楽地区を周遊していただき、気軽に味わっていただくことで、甲賀市の魅力を再発見して親しんでいただきたいという想いから実施するものです。
甲賀市土山町内の株式会社マルヨシ近江茶、丸安茶業株式会社、近江製茶株式会社、有限会社藤田製茶、甲賀市信楽町内の株式会社山本園、かたぎ古香園、茶城藤田園の7ヵ所のお茶屋で販売します。
販売価格は1ヵ所500円(税込)で、「御煎印」とお茶屋自慢の一煎茶がセットとなっています。また、7ヵ所のお茶屋を巡っていただき、「御煎印」をすべて集めていただくと、信楽焼小皿をもれなくプレゼントします。
【近江・甲賀の茶めぐり「御煎印」の販売について】
■販売期間
2024年10月31日(木)~2025年5月31日(土)
■販売場所
(1)近江製茶株式会社
滋賀県甲賀市土山町前野504 TEL 0748-67-0308
明治4年の創業以来近江の茶の産地問屋として、全国に近江の茶を販売しています。安心しておいしく楽しんでいただけるお茶をお届けしています。
・営業時間:9:00~17:00
・定休日 :第3日曜日・年末年始
(2)丸安茶業株式会社
滋賀県甲賀市土山町頓宮267 TEL 0748-67-0015
三百有余年の歴史と伝統を受け継いだ日本茶・ほうじ茶を生産。開業して以来150年清浄な香りと深みある味をお届けしています。
・営業時間:平日8:00~18:00/日祝9:00~18:00
・定休日 :不定休
(3)有限会社藤田製茶
滋賀県甲賀市土山町徳原155 TEL 0748-67-0172
祖父から引き継いだ昔ながらの栽培方法で健やかに育てています。ハートのお茶も人気です。親子で作る伝統の味をご賞味ください。
・営業時間:9:30~18:00
・定休日 :不定休
(4)株式会社マルヨシ近江茶
滋賀県甲賀市土山町大野2723 TEL 0748-67-1333
近江土山頓宮産茶葉をはじめ、地元の茶園で摘み取られた茶葉を中心に季節ごと日本各地の茶畑から選りすぐりの茶葉を取り寄せ、時が培った熟練の「焙じ」の技でその茶葉が持つ美味しさを引き出しました。
・営業時間:9:30~18:00(喫茶10:00~18:00/LO.17:00)
・定休日 :元日(喫茶:火曜日)
(5)株式会社山本園
滋賀県甲賀市信楽町上朝宮275-1 TEL 0748-84-0014
「近江の国 紫香楽朝宮の地」に茶の実が植えられてからおよそ1200年、山本園は、緑ふくよかな茶畑から味と香りをそのままに朝宮茶をお届けします。
・営業時間:9:00~17:00
・定休日 :月曜日、第4火曜日
(6)茶城 藤田園
滋賀県甲賀市信楽町上朝宮540-1 TEL 0748-84-0123
信楽高原のきれいな水と空気、輝く太陽の下で生産され味がよく香気に優れたお茶です。
・営業時間:9:00~17:00
・定休日 :木曜日
(7)かたぎ古香園
滋賀県甲賀市信楽町宮尻1090 TEL 0748-84-0135
1200年の歴史ある朝宮の地で、1975年より農薬を一切使用せずに味と安心の願いを込めて栽培しています。
・営業時間:9:00~16:30
・定休日 :不定休
■販売価格
1ヵ所500円(税込) ※御煎印と一煎茶がセットの価格です。
■特典
7ヵ所の御煎印を集めていただくと、信楽焼の小皿をもれなくプレゼントします。
・引換場所:新名神高速道路土山サービスエリア コンシェルジュカウンター
・引換時間:9:00~18:00
◇お客さまからのお問合せ先
土山ハイウェイサービス株式会社
TEL.0748-66-1660(9:00~20:00)
滋賀県甲賀市土山町南土山字尾巻甲1122-74
【近江・甲賀の茶めぐり「御煎印(ごせんいん)」のポイント!】
■歴史ある茶処をドライブしてコンプリート!
実は甲賀市は日本五大銘茶を生み出したお茶の名産地です。
甲賀市には土山茶と朝宮茶があり、今回はどちらの産地も参加しているため、各産地の味を楽しむことができるのも醍醐味です。
秋から春まで開催されるこの企画ではドライブすることで楽しめる紅葉や桜など自然豊かなお茶が栽培される土地も一緒に感じることができます。
1日で回ることもできますし、期間をあけてじっくりと巡るのも楽しいですね。
■御煎印と一緒にお渡しする推し茶!
お茶屋からの声「昨年も多くの方にお越しいただき、各お店で全然お茶が違うことでより面白さを感じてもらっているようです。
巡った証としてもらえる御煎印もそれぞれの個性が出ていることと、一緒にもらえるそれぞれのお店の推し茶がこれまた個性が強いので満足度が高くなっているのだと思います。
今回は昨年よりも参加しているお茶屋も増え、巡る楽しさも増えています。ぜひ美味しいお茶を味わって思い出に残る旅にしていただければ幸いです。」
■SDGs 捨てられてしまう茶葉から作ったお茶インク!
お茶屋でも製造上廃棄してしまう茶葉が少なからずあります。例えば抹茶を作るときに出てしまう粉塵を集めた残渣などは通常捨てられてしまいます。今回はその残渣をペーストに加工してインクを作りました。「御煎印」で記入するときにこれを使用していきます。
<参考>
■土山茶(つちやまちゃ)
土山茶は、滋賀県甲賀市土山町周辺で栽培されている日本茶です。滋賀県内最大の栽培面積・生産量を誇ります。
1356年に常明寺(現土山町)の僧純翁が京都の大徳寺から持ち帰ったお茶の種子を栽培したことが始まりとされています。
江戸時代に永雲寺の僧天嶺が茶を広く栽培し、村人や旅人に分け与えたものが東海道の街道名物「あけぼの茶」として有名になり、これが土山茶の礎となっています。
幕末の開港後、茶は国内で生糸に次ぐ輸出品となり、1880年刊の滋賀県物産誌によると県下で最大の生産量を誇ったと言われています。
1881年(明治14年)、土山村の茶業家によって土山茶会社が設立され、輸出用紅茶の品質向上と再製茶の直輸出販売により経営の安定化が図られました。
なだらかな丘陵地で長い日照時間と清水に恵まれて育ちます。長く分厚い葉肉で味・香りが濃く、同じ茶葉で二煎目もおいしく飲めるといわれています。
■朝宮茶(あさみやちゃ)
朝宮茶は、滋賀県甲賀市信楽町朝宮周辺で栽培されている日本茶です。宇治(京都府)、川根(静岡県)、本山(静岡県)、狭山(埼玉県)と並んで日本五大銘茶の一つに数えられます。
日本最古級の茶産地である。805年に延暦寺開祖の最澄が茶の種子を唐から持ち帰り、朝宮の岩谷山に植え、815年に朝廷に献上するために始まったとされます。
最古の史料として、室町時代の文明年間(1469年-1487年)に信楽荘の代官と土豪が領主の近衛家に茶を献上した記事があります。江戸時代には松尾芭蕉が甲賀市信楽町の朝宮を何度となく訪れた際に残した句「木隠れて 茶摘みも聞くや ほととぎす」の句碑があります。
幕末の開港後、茶は国内で生糸に次ぐ輸出品となり、1880年刊の『滋賀県物産誌』によると土山地域に次ぐ生産量を誇りました。
■新名神高速道路 土山サービスエリア
土山サービスエリア
滋賀県甲賀市土山町にある「土山サービスエリア」は亀山~草津を結ぶ新名神高速道路上に位置し、上下線集約型の休憩施設となっております。高速を利用されない地元のお客様もショッピング・食事に、また高速バス発着場としてもご利用いただけます。
関西・名古屋・伊勢のお土産豊富な売店、麺類・丼物・定食等が食事できるフードコート、どちらも24時間営業となっております。このほかコンビニエンスストア(24時間営業)、近江牛が食べられるレストラン、天むす、磯揚げ、たこ焼き、豚まん、ピザ店、宝くじ売場と多彩なお店が憩いの時を楽しませてくれます。
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
自然と暮らす茶の湯の楽しみ方
清水と蹲の自作の青竹は清々しい
生活の工夫
お茶をする方は、様々な工夫をされるようです。
お茶には、生活の知恵につながるものが沢山含まれているように思われます。
それは茶道の動作が、最も合理的な用の美ともいえる、無駄のない、模様のつかない動きを目指していることに関係しているようですね。
ものの扱いしかり、ものの寸法しかり。気まぐれに作った竹の花入れはやがて飽きてしまいますが、何百年も時代をくぐり銘品とされてきた、花入れの寸法を真似てつくってみると、皆さん異口同音にどのような花も良く合って長く楽しめるのが不思議ですとおっしゃいます。
是非一度体験されては如何でしょう・・・
表千家流教授 小俣 宗苑
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-7 TOKIO 2020「自然と暮らす茶の湯の楽しみ方」
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/49215046
日本遺産 忍びの里 軍神として崇められた聖徳太子
甲賀流忍術屋敷にて
様々な忍者の流派
忍術の流派、甲賀流、伊賀流はよく知られているが、それだけではない。日本全土には、四十九流派もあったと言われている。
その内訳は、北から
青森県「中川流」、山形県「羽黒流」、新潟県「上杉流」「加治流」、栃木県「福智流」「松本流」、長野県「芥川流」「青木流」「戸隠流」「伊藤流」、山梨県「甲陽流」「武田流」「松田流」「忍甲流」「忍光流」、神奈川県「北条流」、愛知県「秋葉流」「一全流」、福井県「義経流」、三重県「理極流」「辻一務流」「服部流」「滝流」「義盛流」「内川流」「滝野流」「沢流」「伊賀流」、滋賀県「甲賀流」、奈良県「飛鳥流」「秀郷流」「九州流」「蒲生流」「楠流」、和歌山県「名取流」「新楠流」「雑賀流」「根来流」「紀州流」、岡山県「備前流」、広島県「福島流」
などなど、まだ他にもあった。
それぞれの流派は、主君の為に又それぞれの地域の発展の為に活躍をしていたのだが、甲賀、伊賀ほどに存在した事すら知られていない。
忍者の活躍自体は、表街道で派手に立ち回るものではない裏稼業の様なもので、歴史上に記録として残ったり、名前が残ったりしないのが本来の姿なのである。たまたま甲賀と伊賀は、都が京都であったのと戦国の時代、天下を争った武将「信長、秀吉、家康」が全部、愛知県の出身でちょうどその中間に位置し、交通の要衝であったので、歴史上の物語に登場する場面が多く、甲賀、伊賀が脚光を浴びる事になったのである。
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-7 TOKIO 2020
日本遺産~忍びの里 伊賀・甲賀~甲賀忍者 軍神として崇められた聖徳太子
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/42083048
信楽【MIHO MUSEUM】
平安貴族として栄華を誇った御堂関白・藤原道長。
彼は寛弘四年(1007)、自ら書写した法華経を携え平安京を出発し、奈良県吉野の金峯山
山上へ登り、蔵王権現に祈りを捧げ経筒を埋納した。
滋賀県甲賀市信楽町「MIHO MUSEUM」
思わず振り返った…トンネルの中は、まるで石見銀山のように光り輝いて見えた。
今思うと、太閤秀吉の冑のようでもある・・・
建築家I.M.ペイ
光こそ鍵
「日本の昔の建築家は、土地と建物そして景観を調和させる、そういったフィーリングをもっていました。もちろん、わたしは真似はしたくありません。しかし、日本人の心、文化、伝統を尊重したいと強く思いました。」
「私は確信しているのです。光こそが建築にとってその成否の鍵を握っていると」
(詳細は下記のURLよりご覧ください。)
ZIPANG-7 TOKIO 2020 特別展「金峯山の遺宝と神仏」12月10日(日)まで開催! 信楽【MIHO MUSEUM】
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/48497242
石見銀山・大森町それは黄金の国、
ZIPANG語源の始まり、日本国の代名詞であった!
大森町 石見銀山(羅漢寺橋)
石見銀山「五百羅漢」四季の彩を魅せる石橋、まさか銀の橋⁉
「五百羅漢」は夢の橋を渡り現地で是非ご覧ください!春夏秋冬どの季節もお勧めです。
東西に長い島根県のちょうど真ん中に位置する大田市は、古来、石見と出雲を結ぶ交通の要衝として大切な位置を占めてきました。
戦国時代に石見銀山が開発されるとその重要性はいっそう高まり、町場が形成され商人・職人の町として発展してきました。室町時代末期から鍬市・竹市が立ち、稲荷神社には稲荷市が立ち、今も100を越す露天商で賑わう春と秋の彼岸市は、多くの買物客で賑わいます。
また、大田市街地の北東、日本海の海岸線に面した波根は、美しい景観と潮騒が誘う江戸時代からの港町。 かねてより海辺の行楽地として親しまれ、新鮮な魚介を使った郷土料理「へか焼き(魚介版すき焼き)」、海鮮バーベキューなどを味わうことができます。
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