刊行を記念した絵本原画展も開催
株式会社ブロンズ新社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:若月 眞知子)は、絵本『ほんやくすると』(斉藤倫・うきまる 文/くのまり 絵)を4月10日(木)に全国の書店で発売します。
犬が教える、この世界のうつくしさ
「きみに おしえよう。しっぽをふるのはね、”とってもうれしい!”ってこと」。
語り手の犬は、生まれたばかりの一人の男の子にそっとささやきます。
同じ時を過ごすふたりは、男の子の成長とともに広がっていく世界を分かちあいます。
犬が教えてくれるのは、この世界はこんなにも美しい、ということ。
くのまりさんの圧倒的な画力で、その美しさが描かれます。
雨あがりの森や冬の空、波がよせる浜辺など、四季おりおりの自然の豊かさがみずみずしく、ダイナミックに広がります。アクリル絵の具で緻密に描きこまれたくのまりさんの絵には、部分的に貼り絵のコラージュが施されており、人物の立体感や奥行きのある風景をより感じることができます。
本書の刊行を記念し、4月18日(金)よりブロンズ新社ギャラリー「青銅Room J」
(東京都渋谷区)にて絵本原画展を開催します。くのまりさんの在廊も予定していますので、ぜひご来場ください。
なお、斉藤倫さん、うきまるさん、くのまりさんのタッグによる絵本は、本書が2作目となります。
書籍情報
『ほんやくすると』 斉藤倫・うきまる 文/くのまり 絵
・発売日:2025年4月10日(木)
・定価:1,760円(税込)
・判型:246×224mm 上製
・頁数:32ページ
・販売:全国の書店などで販売
あらすじ
ほんやくって しってる? 見たもの、聞いたことの、むこうがわに、
ときどき、べつのことばが、かくれてる。
しっぽをふるのは、ほんやくすると「とってもうれしい」ってこと。
ケーキにろうそく、ほんやくすると「おめでとう、またひとつとしをとった」。
おかあさんのいってらっしゃいは、「げんきなただいまをまってるよ」。
ぼくがきみにつたえたいのは、ほんやくすると――「このせかいは、うつくしい」
ってこと!
著者紹介
斉藤 倫 文
詩人。『どろぼうのどろぼん』(福音館書店)で、第48回日本児童文学者協会新人賞、
第64回小学館児童出版文化賞を受賞。主な作品に『さいごのゆうれい』(福音館書店)。
絵本に『とうだい』(絵・小池アミイゴ/福音館書店)、『えのないえほん』(絵・植田真/講談社)。長編童話に『新月の子どもたち』 (絵・花松あゆみ/ブロンズ新社)等がある
うきまる 文
絵本作家。横浜生まれ。日本大学芸術学部デザイン科卒業。
2019年『はるとあき』(絵・吉田尚令)でデビュー。他に『レミーさんのひきだし』(絵・くらはしれい/以上、小学館)、『まちがいまちに ようこそ』(絵・及川賢治/小峰書店)がある。おもに斉藤倫との共作を手がける。
くの まり 絵
イラストレーター。名古屋学芸大学デザイン学科卒業。MJイラストレーションズ修了。
主に広告・書籍・グッズなどを手がける。絵本に『おなかのなかのあかちゃんへ』
(文・こがようこ/岩崎書店)装画の仕事に『ライオンのおやつ』『小鳥とリムジン』(作・小川糸/以上、ポプラ社)などがある。
イベント案内
『ほんやくすると』刊行記念 くのまり絵本原画展
せかいは、きみに、ささやいている
刊行を記念した絵本原画展を弊社ギャラリー「青銅Room J」にて開催します。貼り絵とアクリル絵の具を使用した細密な絵をぜひ間近でご覧ください。
【会期】
4月18日(金)、19日(土)、20日(日)、 26日(土)、27日(日)
13:00~17:00 ※入場無料
【会場】
ブロンズ新社ギャラリー「青銅Room J」
(東京都渋谷区神宮前6-31-15 マンション31 3C)
【くのまりさん在廊日】
4月20日(日)13:30~16:30
斉藤倫・うきまる・くのまりによる絵本
『のせのせ せーの!』
唱えてめくると、あら不思議!白い鳥がいます。そのとなりのページには、赤い実がたわわになった、大きな木。
「のせのせ せーの!」とページをめくると...すてきな羽になりました!真っ白なワンピースがかわいい花柄になったり、ビーチボールが牛の模様になったり...となりのページにあるものが、つぎつぎと絵にのっかっていきます。
めくって、のせて、見つけて、楽しい、新感覚の絵本!
(2022年4月刊)/定価:1,650円(税込)
<お問い合わせ>
株式会社ブロンズ新社
TEL:03-3498-3272
E-mail: webmaster@bronze.co.jp
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
昔話(櫛引八幡宮ものがたり)
流鏑馬やぶさめのこと
建武年間に、南部師行が根城に城を築いたころ、南部家の総本家にあたる三戸南部家は、大事な氏神である櫛引八幡宮の面倒も見れないほど、その勢いが衰えていました。
そこで根城の南部師行は本家の志を継ぎ、神社への手当や恒例のお祭りを、すべて再興しました。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-2 TOKIO 2020 ~南部一之宮 櫛引八幡宮~ 「櫛引八幡宮の建築のご紹介と流鏑馬について(その4)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4936982
【徳川美術館】もののふの備え 甲冑の美学
アーカイブリンク記事を開いていただくと、
南部一之宮 櫛引八幡宮(その1)~最終話(その6)をご覧いただけます。
ZIPANG-9 TOKIO 2020 【徳川美術館】 夏季特別展「もののふの備え 甲冑の美学 / 馬とともに」開催!!!7月27日(土)~9月16日(月・祝)まで
https://tokyo2020-9.themedia.jp/posts/54654144
尾張徳川家21代当主 徳川義宜氏に聴く!
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徳川美術館には、当時の大名が収集したコレクションはじめ、刀剣・武具類、有名な初音の調度、源氏物語絵巻など非常に多くの美術品が収蔵されていますね。
徳川
今日私達が美術品と呼んでいる種々な材質、形のものは、かっては何かしらの目的を遂行するために用いられた道具です。
美術品という言葉自体、明治以降にできた新しい言葉で、江戸時代はすべて「お道具」と称していました。
私はこれは大変いい言葉だと思うんですよ。美術品というのは横文字のアートオブプロジェクトとか、あるいわ芸術と言った場合はファインアートと言ったりします。
ところが「お道具」となるとちょっとニュアンスが違ってくるんですね。まさに文字どおり、何かを拵え(こしらえ)たりするために使うものです。
それらの「お道具」は、ある時は権力を誇示するために使われたりするものです。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-6 TOKIO 2020 尾張徳川家21代当主 徳川義宜氏に聴く!徳川家康の考えた『お茶の作法と演能』とは
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/37067472/
国宝「源氏物語絵巻」徳川美術館
第1章
源氏物語絵巻と王朝の美
平安時代、宮廷を中心とした貴族文化が爛熟して、和様の美の規範が生まれました。なかでも平安後期には、宮廷貴族たちの優雅な生活環境を背景として、純日本的な意匠の蒔絵(まきえ)調度が完成をみせます。国宝「源氏物語絵巻」は紫式部の『源氏物語』を絵画化した作品で、貴族の私的な生活の場に設置された調度類の具体的な様相を伝えています。
また、小野道風(おののみちかぜ)、藤原佐理(ふじわらのすけまさ)、藤原行成(ふじわらのゆきなり)ら三蹟(さんせき)の時代に和様の書が完成し、金銀を用いた豪華な料紙装飾による美麗な冊子や巻物が制作されました。その文様や葦手(あしで)絵には、蒔絵の意匠とも共通点が見出され、素材を超えた和様意匠の完成をみることができます。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-7 TOKIO 2020大蒔絵展&国宝・源氏物語絵巻【徳川美術館】
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/42553079/
遠江国一宮 小國神社
御祭神とご由緒
御祭神
大国主命(おおくにぬしのみこと)・ 大国様(だいこくさま)
大己貴命は「大国主命(おおくにぬしのみこと)」と呼ばれ、神話の中でも「因幡の白うさぎ」はよく知られており、赤裸にされたうさぎを助けられた心のやさしい神さまです.。
(一般には「大国様(だいこくさま)」と呼ばれ親しまれています。)
大己貴命は「古事記」「日本書紀」をみますと他にも多くの神名が伝えられています。
豊葦原の国(日本の国)を稲穂がたくさん稔る豊かな国に造りあげ、天孫に国をお譲りした神さまとして「国作之大神(くにつつくりのおおかみ)」・「大穴牟遅神(おおなむじのかみ)」といわれています。
また、農業・山林・鉱業・縁結び・医薬の開発・禁厭の法(鳥や害虫から作物を守る方法)を授けた神さまとして「大物主神(おおものぬしのかみ)」・「宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)」・「大国玉神(おおくにたまのかみ)」とも呼ばれ、国中の悪い神さまを追い出して平和な国に治められた神さまとして「葦原醜男命(あしはらのしこおのみこと)」・「八千矛命(やちほこのみこと)」と称えられています。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG TOKIO 2020「遠江国一宮小國神社のはじまりから現代まで【その1】」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4347179
古代の森の縁結び 小國神社
御神徳
須佐之男命の御子にして、父神の命により豊葦原の国を開発し稲穂の稔る瑞穂の国に造り上げ、天孫に国土を奉った大功を称えて大国主命(おおくにぬしのみこと)、国作之大神(くにつくりのおおかみ)、大穴牟遅神(おおなむじのかみ)と称える。
また、農業・山林・鉱業・縁結び・医薬禁厭の法を授け給う徳を称えて大物主神(おおものぬしのかみ)、宇都志国玉神(うつしくにたまのかみ)、大国玉神(おおくにたまのかみ)と称える。
また、難難辛苦の修養を積まれ統治者となられ、国中の悪神を平定せられた質実剛健と勇気を称えて葦原醜男命(あしはらのしこおのみこと)、八千矛命(やちほこのみこと)と申し、尊貴を称えて大己貴命(おおなむちのみこと)と申す。
国土開発・福徳・縁結び・山林・農業・医薬・知徳剛健等の守護神と敬われ、御神徳は極めて高い (古事記・日本書紀等)。
小國の呼称は、初瀬小国の言葉が示すように「神々が鎮まるに相応しい場所」の意味であり、小國神社が鎮まる遠州森町の景観的、風土的な特徴に合致する。また、古来より事任(ことのまま)神社(願い事のままに叶う意)とも称されてきた。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG TOKIO 2020「古代の森の縁結び 遠江国一宮小國神社のはじまりから現代まで【その2】」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4348997/
小國神社ものがたり~ご祭神とともに~
小國神社のご祭神「大己貴命(だいこく様)」は、遠江國(※)の護り神として 1460年以上も昔から私たちを見守っています。 この物語には「だいこく様がはじめて現れた場所の本宮山(森町)」や「戦国時代の小國神社と徳川家康公」、「縁結びのご神木 ひょうの木伝説」、「1,300年以上もの永きにわたり神様に捧げられている十二段舞楽」などのお話が表現豊かに描かれています。
※大井川から浜名湖までの地方。現在は遠州地方とも呼ばれています。 だいこく様がはじめて現れた場所本宮山(森町)
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG TOKIO 2020「幽玄の伝統に込められた意味『地域の文化』を護り伝え『日本文化』全体の継承に大きな貢献を果す 遠江国一宮 小國神社(その3)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/4361700
祇園祭の山鉾情報 スマホでわかる絵地図を公開!
みどころ
今回のイラストマップ『祇園祭絵地図』は、完全描き下ろし作品となっています。「鳥獣戯画」を彷彿とさせる軽やかなタッチで、それぞれの山鉾や個性豊かなキャラクターたちが祇園祭を楽しんでいる様子が描かれています。
また、イラストマップ上のスポット情報では、各山鉾の紹介だけでなく、7月1日〜31日の間に実施されている祇園祭に関連した、日毎の神事や行事情報を現在地と合わせて確認いただけます。ぜひお手持ちのスマートフォンから本絵地図をお楽しみください。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-6 TOKIO 2020 祇園祭の山鉾情報が、スマホでわかる絵地図を公開!【Stroly&京都新聞】
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/36139700/
【特別展「北斎づくし」のみどころ】
1|北斎漫画(初編~15編/全883頁)
北斎が森羅万象を描いた全15編の絵手本。江戸の風俗、職人の作業の様子を始めとして、動植物、風景、建築、人物、故事から妖怪に至るまで、約3,600図が生き生きと描かれています。
『北斎漫画』はベストセラーだった!
『北斎漫画』は、当初、絵手本として1冊で完結の予定でしたが、予想以上の売れ行きで、庶民から大名までたいへん人気を博し、全15編が刊行されました。初編は文化11(1814)年、北斎が55歳の時に刊行されましたが、90歳で亡くなった後も刊行され続け、明治11(1878)年に15編が刊行されて完結しました。
見えないものまで描く、現代人も舌を巻く表現力!
北斎の優れた観察眼によって庶民の生活や名所の風景などが数多く描かれていますが、北斎の表現力は「風」のような目には見えないものまでも的確に描写しました。後摺りで背景に風の動きが追加されたものもありますが、初摺ではポージングや風になびく服の表現だけで、激しい「風」をリアルかつ魅力的に描いています。
浮世絵に革命を起こしたベロ藍の使用!
当時は希少で高価だったベロ藍を、海や湖などの水や空の表現だけでなく、通常は墨が使われる輪郭線で使用するなど、天保2(1831)年に刊行が始まった「冨嶽三十六景」シリーズで多用し、浮世絵の世界に衝撃をもたらしました。
北斎の遊び心!水面に写るのは真実、虚構?
中央の富士の山頂には雪がなく生い茂る木々の緑から初夏を思わせますが、反射した湖面には雪を抱いた姿が映し出されています。
北斎は鏡に写る美人図を何点か描いていますが、この富士も湖面の水鏡に眉目秀麗な雪化粧の姿を写しています。どちらが真実でどちらが虚構の像なのでしょう。
様々な画題を描いた北斎らしい遊び心が感じられます。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-5 TOKIO 2020 “前代未聞”の北斎展が、2021年今夏開催決定!
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/16112074
蔦屋重三郎や浮世絵師の喜多川歌麿などとも交流
江戸知の巨星 大田南畝の世界
狂歌の名人「蜀山人(しょくさんじん)」こと大田南畝(おおたなんぽ)(1749~1823)は、平賀源内や山東京伝、版元の蔦屋重三郎や浮世絵師の喜多川歌麿などとも交流のある、華やかな江戸の出版界の中心人物であり、現代でも落語や時代小説などに登場します。
幕臣としても有能で、御家人という低い身分ながら豊富な知識と能力によって登用され、重要な任務をこなしていきます。
なによりも、同時代の事件・風聞から歴史的な典籍まで、目にしたあらゆる事物を書き残した功績は大きく、南畝の記録がなければ埋もれてしまった事柄も多かったと考えられます。
南畝没後200年記念となる本展では、南畝自筆の書物、版本や肉筆画、版画など約180点を通して、幅広く、奥深い南畝の業績を、7つの章で紹介します。
さらに、南畝の生涯の節目ごとに彼を支えた知友で、たばこ屋でもあった平秩東作(へずつとうさく)と蘭奢亭薫(らんじゃていかおる)の紹介も交え、江戸の知の巨人の姿を見つめます。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-7 TOKIO 2020南畝の多岐にわたる偉大な業績を約180点資料紹介 たばこと塩の博物館(東京・墨田区)で4月29日~6月25日開催 「没後200年江戸知の巨星 大田南畝の世界」
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/43257763/
~雅やかなやまと絵の世界~
歌と物語の絵「竹取物語」「源氏物語」「伊勢物語」
住友コレクションから桃山・江戸時代前期の「やまと絵」を一挙公開します。「竹取物語」「源氏物語」「伊勢物語」など、現代に読み継がれる和歌や古典文学を素材とした絵巻や屏風をご紹介し、物語と絵画との関係性に迫ります。
宮廷や社寺の一級の絵師が貴人の美意識に寄り添い追求した物語絵、歌絵のさまざまな様式、表現を鑑賞できます。文化財用高精細スキャナーで撮影した物語絵屏風の拡大画像の展示にも注目です。
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