歌舞伎役者・尾上松也さんが音声ガイドナビゲーターに!
全チケット音声ガイドのサービス付き!
4/25(金)チケット前売開始!
会期:2025年5月27日(火)~7月6日(日) /会場:上野の森美術館
五大浮世絵師展
歌麿 写楽 北斎 広重 国芳
上野の森美術館(東京・上野公園)にて、2025年5月27日(火)~7月6日(日)まで開催する
「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」。
この度、音声ガイドナビゲーターに歌舞伎俳優の尾上松也さんが決定しました。五大浮世絵師の作品の魅力、江戸時代の文化など、鑑賞ポイントを尾上松也さんがわかりやすく解説。絵師にまつわるエピソードも交えてご案内します。
さらに、本展の音声ガイドは来場者に無料で楽しんでいただけるサービスとなり、お客様ご自身のスマートフォンで聴くことができます。是非、尾上松也さんのナビゲートで「五大浮世絵師展」をさらにお楽しみ下さい。
●音声ガイドナビゲーター:歌舞伎役者 尾上松也
五大浮世絵師の個性あふれる作品の魅力、描かれるストーリーを凝縮してご紹介します。絵師にまつわるエピソードも交え、尾上松也さんのテンポよい語りでご案内します。ガイドを聞けば、きっと推しの絵師が見つかるはずです。
【尾上松也さんからのメッセージ】
今回、「五大浮世絵師展」の音声ガイドナビゲーターを務めさせていただきます尾上松也です。
浮世絵は江戸時代の歌舞伎との縁もとても深く、その時代の歌舞伎役者の絵も数多く残されております。そんな浮世絵師展の音声ガイドナビゲーターを務めさせていただけることはとても光栄です。江戸時代の庶民の生活もここかしこに見えてくるかと思いますので、是非「五大浮世絵展」にお越しになって、浮世絵を隅々までご覧ください。
【尾上松也プロフィール】
2015年から若手が中心となる新春浅草歌舞伎において大役を勤め、2023年新作歌舞伎「刀剣乱舞 月刀剣縁桐」では主演と演出を手掛け、2025年7月、8月には「刀剣乱舞」第二弾の上演を控えている。
本展は、女性を優麗に描いた喜多川歌麿、劇的な役者絵で人気を博した東洲斎写楽、風景・花鳥・人物と森羅万象を独自に表現した葛飾北斎、名所絵を中心に浮世絵に新風を吹き込んだ歌川広重、そのユーモラスな画風で大いに存在感を発揮した歌川国芳。美人画、役者絵、風景画など各分野で浮世絵の頂点を極めた5人の絵師の代表作を中心に約140点を紹介します。江戸時代を彩った浮世絵5大スターの競演をお楽しみください。
あなたの推しをさがせ!
江戸を彩った浮世絵五大スターの競演!
第一章 喜多川歌麿―物想う女性たち
喜多川歌麿「両国橋上橋下納涼之図(橋下の図)」
寛政期(1789~1801)を中心に活躍。女性の理想像を追求し色香を見事に表現した美人画の第一人者と言われる。二十代半ば頃、北川豊章の名前で出版した役者絵が錦絵のデビュー作とされる。その後、出版元の蔦屋重三郎がスカウトし華麗なるペンネームを与え、専属的に次々と名作を世に出しヒットさせ、大スターに育て上げた。遊女、芸者の艶姿を描くのと同時に、「ミスお江戸」の美女たち、市中の看板娘をもモデルとし押しも押されぬ人気絵師に登りつめた。
第二章 東洲斎写楽―役者絵の衝撃
東洲斎写楽「二世嵐龍蔵の金貸石部金吉」
江戸三座の役者を題材にした作品で鮮烈なデビューを飾り、寛政6年(1794)5月から翌年の1月までの10ヵ月間に約145点の錦絵を残した絵師。
活躍期が短いがためにその経歴の記録が乏しい反面、個性的でインパクトの強い役者大首絵を遺したところから、謎が謎を呼ぶ絵師としての印象がかねてより根強い。
写楽の作画期は取材した芝居の上演時期によって4期に分けることができ、またそれにより作風がきれいに分類できることが特徴的である。
今回展示する写楽作品の半分以上が第1期の大首絵作品で、これだけの点数が一同に揃うことはたいへんに希少な機会である。
写楽も歌麿同様、蔦屋重三郎に見出された。浮世絵の黄金期にその存在感と異彩を放った画家のひとりである。
第三章 葛飾北斎―怒涛のブルー
葛飾北斎「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
葛飾北斎「冨嶽三十六景 東海道金谷ノ不二」
葛飾北斎「楠多門丸正重 八尾の別当常久」
安永8年(1779)にデビュー。画歴70年以上の中で版本挿絵はもちろん、錦絵、摺物、肉筆画などあらゆる分野の仕事を手がけた。
私たちがよく知る《冨嶽三十六景》シリーズを発表するのは70歳代に入ってから。その前後を展示作品で概観すると明らかに色彩が豊かになっていることが窺える。
絵具の変化もあるが、老境に入ってより彩りが増し、新しきテーマ、素材に挑戦する北斎の探求心と凄みが感じ取れる。
また、北斎の《冨嶽三十六景》と広重の《東海道五拾三次之内》、ほぼ同時期に発表されたこの2シリーズ、互いの領分、方向性の違いをぜひ見比べていただきたい。
第四章 歌川広重―雨・月・雪の江戸
歌川広重「東海道五拾三次之内 日本橋 朝之景」
歌川広重「東海道五拾三次之内 庄野 白雨」
歌川広重「名所江戸百景 水道橋駿河台」
15歳の頃、歌川豊広に入門し、文政元年(1818)一遊斎の号でデビュー。当初は役者絵や美人画を描いていた。広重を風景画の絵師として決定付けたのが≪東海道五拾三次之内≫シリーズで、当時の旅ブームと相まって、大ベストセラーとなった。
≪東海道五拾三次之内≫のような”街道絵”と共に、江戸市中をはじめ、各地の名所を描いた”名所絵”も得意としており、≪名所江戸百景≫シリーズは晩年の傑作として名高い。
風景画として異質な縦構図をあえて取り、鳥瞰図を楽しんだり、近景と遠景のギャップを見せたり、画面への収まりのバランスをあえて崩したり、縦横無尽の視点、視覚をもって見る者を楽しませてくれる。
第五章 歌川国芳―ヒーローとスペクタクル
歌川国芳「本朝水滸伝剛勇八百人一個 宮本無三四」
歌川国芳「相馬の古内裏」
歌川広重と同じ歳の国芳は15歳の時に歌川豊国の門人となる。文政10年(1827)≪通俗水滸伝豪傑百八人之一個≫でブレイクし、その地位を確立した。
特徴的なワイドスクリーン(続き物を一つの大画面として扱う構図)の三枚続で、武者絵の広がりを見せる。
また風景画には西洋風の表現を取り入れ、美人画には華美な遊女が描けない時代に縞や格子のシックで粋な装いの街の美人たちを描いて好評を博し、錦絵に戯画という一分野を築き上げた。
<開催概要>
〇名称:五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳
〇会期:2025年5月27日(火)~7月6日(日) / 会期中無休
〇開催時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
〇会場:上野の森美術館(〒110-0007東京都台東区上野公園1-2)
〇入館料(税込):
一般 : 当日2,000円/前売1,800円
高校・専門・大学生 : 当日1,500円/前売1,300円
小・中学生 : 当日 800円/前売 600円
※未就学児無料
※小学生以下は保護者同伴でのご入場をお願いします。
※学生券でご入場の場合は、学生証の提示をお願いいたします。(小学生は除く)
※障がい者手帳をお持ちの方とその介助者(1名まで)は当日料金から半額となります。
※無料の音声ガイドをお手持ちのスマートフォンでご利用頂けます。スマートフォン、イヤホン等をご持参ください。会場での機材やイヤホン等の貸出はありません。
〇チケット一般発売日:2025年 4月25日(金) 午前10:00~
※前売券販売期間:2025年4月25日(金)~5月26日(月)
〇チケット販売
【WEB】
□フジテレビダイレクト https://fujitvdirect.jp/
□チケットぴあ https://w.pia.jp/t/5ukiyoeshi/ (Pコード:687-228)
□ローソンチケット https://l-tike.com/5ukiyoeshi/ (Lコード:32269)
□Art Pass https://art-ap.passes.jp/user/e/5ukiyoeshi
□アソビュー! https://www.asoview.com/
【店頭】
□セブン-イレブン
□ローソン
※当日券は会場でも販売します。
【無料音声ガイドサービス付き!】
ご来場者にお手持ちのスマホで聞ける音声ガイドのサービス付です!
※無料の音声ガイドをお手持ちのスマートフォンでご利用頂けます。スマートフォン、イヤホン等をご持参ください。会場での機材やイヤホン等の貸出はありません。
※ご利用にはデータ通信が必要になります。また端末により使用できない場合があります。
〇お問い合わせ:ハローダイヤル 050-5541-8600 (全日9:00~20:00)
〇オフィシャルサイト:https://www.5ukiyoeshi.jp
〇展覧会公式X:@5ukiyoeshi
〇展覧会公式Instagram:5ukiyoeshi
主催:上野の森美術館、フジテレビジョン
後援:ニッポン放送
企画協力:神戸新聞社
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
北斎と弘前ねぷたまつり
弘前のねぷた絵の素材が、多く江戸時代後期の絵本類、特に葛飾北斎らの画にもとづくことはよく知ら れているところであり、その第一人者であった竹森節堂(一八六九~一九七〇)以来、とりわけ北斎やその弟子が描く水滸伝や伝奇小説の挿絵が多く使用されてきた。
長谷川達温(一九二一~一九八九)も、やはり江戸時代の小説挿絵から着想を得ていることが、 残された作品や下絵の分析から明らかになっている。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-9 TOKIO 2020 令和6年度 弘前ねぷたまつり 8月1日~7日開催!
https://tokyo2020-9.themedia.jp/posts/54077182
南信州の芸能と大地の恵みの結集
遠山の霜月祭りは現在12月に開催されますが、江戸時代には旧暦霜月(しもつき・11月)の祭りでした。ではなぜ、その時期に祭りをしたのでしょうか。それは、旧暦霜月には必ず冬至(とうじ) があったからです。
ご存じのように、冬至は一年でもっとも昼が短く、もっとも夜が長くなります。 たとえば飯田市では夏至の昼間の時間は14時間半であったのにたいして、冬至にはわずか9時間半にすぎません。
そして、冬至に向けて日照時間が短くなるにつれて、緑だった山々の木々は秋になると紅葉し、やがて葉を散らします。気温もしだいに下がってゆき、高い峰々には雪がかぶり、やがて里にも霜が下り雪が舞い、凍てついた冬を迎えます。
こうした自然現象を、古代の人びとは万物の生命の源である太陽が衰弱(すいじゃく)し、他のすべても衰える季節と考えたのです。ところが、冬至を過ぎると一転して日照時間はしだいに長くなっていきます。それを太陽の復活再生と考えました。
この一陽来復(いちようらいふく)となる、太陽の衰弱と再生(さいせい)という重要な節目に、神も人も自然界のすべてが生まれ清まることを願う祭り、それが霜月祭りなのです。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG TOKIO 2020「南信州の芸能と大地の恵みの結集 南信州みんな祭り」いよいよ開幕です!
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2198480
寺社の装飾彫り物 超絶技巧 宮彫り「MIYABORI」
近年、文化庁が実施した「近世社寺緊急調査」(昭和40年代)の結果、全国の社寺の彫刻には、海外から“日本のミケランジェロ”と称賛される
彫物大工「石川雲蝶」や葛飾北斎の木版画『神奈川沖浪裏』(かながわおきなみうら)に影響を与えたという彫物大工「武志伊八郎信由(波の伊八)」作、全国にその作品を遺している安房の国の名工「後藤利兵衛義光」など各地に彫物大工が存在したことが分かってきた。
「宮彫り」は、芸術性の高さから海外からも大変大きな注目を浴びているのである。
神奈川の龍の宮彫り
神奈川県には、鎌倉・箱根・江の島など各地に約3,000ヵ所の寺社があると言われている。 その寺社には、龍の天井画や本殿の周りに精緻を極めた彫物や欄間など多くの作品が遺されている。
江戸時代に名高い名工を招聘した作品や地元神奈川で修練した彫り師による宮彫りも数多く遺されて、今も寺社の荘厳さを保ちながら、その輝きを放っている。
しかしながら、県内の宮彫りの中には、今まで本堂・本殿の中で大切に保存されてきたものは数少なく、多くは永い間、風雨に晒されており、経年劣化とともにその存在が危ぶまれている芸術性の高い作品も見受けられる。
神奈川県から日本の文化財の意義を発信
公益社団法人神奈川県観光協会では、神奈川県内で宮彫りの研究を進める神奈川探龍倶楽部・代表上田康史氏※と協力し、失われる寸前の神奈川県内の寺社の宮彫りに新しい光を当て、文化財としての価値を地域の方々とともに認識し、情報を発信している。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-5 TOKIO 2020 世界が驚嘆した日本の誇る宮彫り~神奈川九龍~とは?(1)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/16814638
地元に生まれたものにしか伝承されない御陣乗太鼓
夏の輪島を彩る祭り。 海上に建立された鳥居まで漁船に乗った神輿が海上渡御し、子供組から若衆組と御陣乗太鼓の奉納打ちが披露される。名舟町に古くから伝わる太鼓で、天正5年(1577年)、上杉謙信の能登攻略のとき、古老の一計で、奇妙な面を付け、陣太鼓を打ち鳴らし上杉軍に奇襲をかけ敗走させたのが始まりといわれる。
御陣乗太鼓の伝承は地元に生まれたものにしか資格がなく、地元の子供たちは週2回、大人は毎晩太鼓の練習をしている。毎年7月31日~8月1日の名舟大祭で太鼓がたたかれるほか、「道の駅・輪島 ふらっと訪夢」(実演会場が変更になることがあります)にて午後8時30分から実演されます(荒天の場合は中止になることがあります)どうぞおいでください。
名舟大祭
名舟大祭は御陣乗太鼓発祥の地である輪島市名舟町の夏祭り。
7月31日は宵祭り、21:00頃にキリコが急な斜面の中に立つ奥津姫神社へ向けて行進を始め、21:30頃に到着し神事を行った後、お神輿を迎えて、海岸の鳥居へ向かいます。
22:00頃神輿の海上渡御のあと、御陣乗太鼓の奉納打ちが行われます。
8月1日は本祭り、
14:00に神輿が還御、14:40頃から海上渡御、15:00頃御陣乗太鼓の奉納打ちが行われます。 奇妙な面をつけ御陣乗太鼓を打ち鳴らす奉納打ちが見どころで、31日の夜には5基のキリコと神輿の海上渡御が行われる。
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