ZIPANG-10 TOKIO 2020 高山祭、祇園祭、秩父夜祭 【日本三大美祭】春の高山祭は桜とともにやって来る!2025年4月14日・15日に開催

赤い中橋に桜の花が咲くころ
飛騨の男たちに曳かれた匠の屋台
白く積もった欄干の雪も消え、待ちに待った春の訪れである


神楽台(春の高山祭)


神楽台(かぐらたい) 上一之町上組

<沿革>

古くから山王祭の神楽、獅子舞を主管し、初めの頃は白木のわくに太鼓をつって二人でかついだものでした。文化年間(1804年~1818年)、四輪の屋台形にし、嘉永七年(1854年)の大改修により現台形となりました。明治26年(1893年)改修。その後数度の改修が行われています。


<特色>

祭礼に際しては、侍烏帽子(さむらいえぼし)、素襖(すおう)姿の五人の楽人を乗せて獅子舞を付随させ、全屋台に先行します。曲は「場ならし」「高い山」など多数あり、場所により使い分けられます。嘉永の改修のとき、金具に一坪(3.3平方センチメートル)あたり一匁(4グラム)の純金が使用されました。



   日本三大美祭とは 高山祭、祇園祭、秩父夜祭



ユネスコ無形文化遺産登録記念

桜の春と紅葉の秋『高山祭屋台の総曳き揃え』


春の高山祭(山王祭)には12基の屋台が曳き出される


秋の高山祭「八幡祭」(宵祭)には11基の屋台が曳き出される


高山祭

16世紀後半から17世紀が起源とされる高山祭は、春の「山王祭」と秋の「八幡祭」があります。


春の高山祭(山王祭)は日枝神社の例祭で毎年4月14日・15日に開催されます。また、秋の高山祭(八幡祭)は櫻山八幡宮の例祭で毎年10月9日・10日に開催されます。高山祭とはこのふたつをさす総称で、日本三大美祭(日本三大美祭とは 高山祭、祇園祭、秩父夜祭)のひとつに上げられています。


祭の起源は飛騨の領国大名金森氏の時代(1585年から1692年)、屋台の起こりは1718年頃といわれ、巧みな人形の動きを披露するからくり奉納や、仕掛けが施された戻し車など、匠の技が生きています。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「春の高山祭(山王祭)と 55年ぶりに春と秋の祭屋台23台曳き揃え ユネスコ無形文化遺産登録記念『高山祭屋台の総曳き揃え』のご案内」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2218255



桜咲く「春の高山祭(山王祭)」とは


「春の高山祭」定番ですが、やはりこの写真がトップです・・・


春の高山祭(山王祭)

16世紀後半から17世紀が起源とされる高山祭。高山祭とは春の「山王祭」と秋の「八幡祭」、2つの祭をさす総称で、高山の人々に大切に守り継がれてきました。


このうち、高山に春の訪れを告げる「山王祭」は、旧高山城下町南半分の氏神様である日枝神社(山王様)の例祭です。


毎年4月14日・15日、祭の舞台となる安川通りの南側・上町には、「山王祭」の屋台組の宝である屋台12台が登場。うち3台がからくり奉納を行うほか、祭行事では賑やかな伝統芸能も繰り広げられます。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG-3 TOKIO 2020「春の高山祭 本日から始まる!4月14日(日)、15日(月)2日間」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6057165




飛騨高山伝統の『飛騨染』寒ざらし」


工房一面に広がる布には鮮やかな鳳凰と龍の図が

高山の中心街から車で10分ほど。伝統工芸や特産品などの工房が集まる越後町地域に飛騨染ゆはら染工の工房はあります。裏手の工房に回り、扉をくぐると圧巻。部屋一面に広がる鮮やかな絵柄の描かれた布。闘鶏楽の衣装に描かれる龍と鳳凰図です。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「高山祭や神社の祭礼を彩る 飛騨高山伝統の『飛騨染』寒ざらし」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1948304



八坂神社の祇園祭

祇園の神を祀り、神輿を送って災厄の除去を祈る


京都祇園祭 神幸祭 八坂神社南門出発式の様子


八坂神社は慶応4年(1868)5月30日付の神衹官達により八坂神社と改称するまで、感神院または祇園社と称していた。創祀については諸説あるが、斉明天皇2年(656)に高麗より来朝した使節の伊利之(いりし)が新羅国の牛頭山に座した素戔嗚尊を山城国愛宕郡八坂郷の地に奉斎したことに始まるという。


また、一説には貞観18年(876)南都の僧円如が建立、堂に薬師千手等の像を奉安、その年6月14日に天神(祇園神)が東山の麓、祇園林に垂跡したことに始まるともいう。


祇園祭の由来

祇園祭は貞観年中(859~877)京の都に疫病が流行したとき、勅を奉じて神泉苑に66本の鉾を立てて祇園の神を迎えて祭り、洛中の男児が祇園社の神輿を神泉苑に送って厄災の除去を祈ったのに由来し、平安時代の中頃からは規模も大きくなり、空車、田楽、猿楽等も加わって盛んな賑わいを見せてきました。


室町時代になると町々の特色ある山鉾のあったことが『祇園社記』に記されています。
応仁の乱(1467)で都は灰燼に帰し、祇園祭も中絶しましたが、明応9年(1500)には復活、そ時より山鉾巡行の順位を決める鬮取式が侍所で行われることになりました。以後、町衆の努力により山鉾の装飾にも贅を尽くすようになり、近世には度々の火災で多数の山鉾が消失しましたが、その都度、町衆の心意気によって再興し、今日に至っています。


(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)


ZIPANG TOKIO 2020「八坂神社の祇園祭は平安66ヶ国にちなみ66本の鉾を立て、祇園の神を祀り、神輿を送って災厄の除去を祈ったことに始まる(その弐)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3997331



ユネスコ無形文化遺産登録

秩父神社「秩父夜祭」


花火が上がると「玉や~」群衆の歓声が屋台の祭提燈を一斉に揺らす・・・



日本の祭

全国至るところで、遠い昔から土地の季節と生活暦に合わせて、年に何度かの祭が営まれてきました。


社会が拓け、文化が発達するにつれて盛衰してきた街場は勿論のこと、近代の大都市でさえ、古い伝統の祭や新しい趣向を凝らした市民の祭が、現代にあっても賑やかに繰り広げられています。


歴史を通じ地方を通じて、祭ほど日本人に共通の文化はおそらく他にはありません。


「祭の日」に祭られるべき神々は、普段は風土の自然と人間の内なる自然にも宿っています。人々が普段の生活を送っている間、神々はむしろ生活の巷から退いて、ひっそりと神の社に鎮まっています。


かつては神を迎える祭に先立って、人々は普段の生活を離れ、心身の罪や穢を清めて、忌籠りの生活に入りました。そして約束された聖なる日に、神々は住民の生活の場を訪れるのです。


神の来臨はまた、神の誕生を意味します。
祭において神々の生命が蘇ることは、神聖秩序の復活を表し、同時に社会全体の活性化を意味するものなのです。


だからこそ人々は、これを大いに喜んで賑やかな神賑わいの行事が営まれるのです。
これを日本人は「ハレ」と表現してきました。この「ハレの日」を楽しみにして、神々を精いっぱい歓待し、神の名において自分たちも大いに歓を尽くします。


祭の交歓において、神も人も生命の活力を取り戻し、人々は気持ちを新たにして、再び日々の生活に立ち戻ることができるのです。


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ZIPANG-6 TOKIO 2020 日本の祭~ユネスコ無形文化遺産登録~秩父神社「秩父夜祭」屋台観覧席券のご案内(Ⅲ)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/38384626/



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(順不同・敬称略)

高山市役所

(一社)飛騨・高山観光コンベンション協会

紅山子



※現在、2600件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-10 TOKIO 2020 (VOL-10)
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ZIPANG-9 TOKIO 2020 (VOL-9)
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ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
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ZIPANG-10 TOKIO 2020

日本の精神文化と国土の美しさについて再発見 その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

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