文化庁は、令和7年度「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」において、3月3日(月)より公募受付を開始しました。
「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」について
本事業は、我が国が誇る国指定等文化財(世界文化遺産、日本遺産を含む。)を活用した魅力的な体験等の造成・販売等を支援し、当該文化財の高付加価値化を図る事業です。
本事業の目的、方向性について
国指定等文化財を対象に、インバウンドの高付加価値旅行者をはじめとする国内外の知的好奇心旺盛な旅行者が、その文化財の成り立ち(なぜその場所でその文化や自然が生まれたのか等)やそれを守ってきた人々の取組等を理解しながら、より深く楽しむことができるような体験等の造成・販売等を支援することで、当該文化財を高付加価値化し、文化財の保存と活用の好循環を図ることを目的としています。
その際、専門家による事業内容、事業実施体制等へのコーチング(改善指導)を取り入れ、専門家との伴走により事業を進めていただきます。
公募申請のご案内
公募申請について、下記の詳細ならびに応募要項をご確認ください。
▼応募期間
令和7年3月3日(月)~4月11日(金)17:00まで
▼応募方法
応募要領・応募書類等は、文化庁HP「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」ページよりダウンロードください。
https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkazai/joseishien/zenkoku_katsuyo/94166701.html
・提出は、締切までに必要な書類をすべて揃え、メールにて事務局まで提出してください。
▼提出先
「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」事務局宛
info2025@bunkazai-katsuyo.jp
本件に関するお問合せ
「全国各地の魅力的な文化財活用推進事業」事務局
TEL:03-3553-2222
メール:info2025@bunkazai-katsuyo.jp
(対応時間:10時~18時 ※土日祝日を除く)
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
文化庁
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
ZIPANG-8 TOKIO 2020 ~日本の誇る~見るべき文化財 及び宝物【城端別院 善徳寺】
https://tokyo2020-8.themedia.jp/posts/52359811
城端別院 善徳寺
歴史
城端別院は真宗大谷派の寺院で寺号を善德寺、山号を廓龍山と号す。
蓮如上人が吉崎に於いて精力的な布教をされていた頃、本願寺第五代綽如上人の孫である蓮真は蓮如上人の願いにより現在の石川県と富山県の県境にある砂子坂に文明年間(1470年頃)に一寺を建立し、蓮如上人を開基、自身を第2世とした。
その後、布教活動とともに寺所を移転し、第5世祐勝の時代に現在の城端町に移転してきた。第6世空勝は本願寺と織田信長との石山合戦に参戦し、あくまで本願寺を死守しようとする教如上人(東派1代目)に協力し尽力を尽くした。この事が後の東西分派で善德寺が東派になる事や、江戸時代に於いて越中東方の最有力寺院としての地位や役割を果たす事になった。
また江戸時代には加賀藩前田家の庇護のもと、越中の触頭役(頭寺)を勤め隆盛し、時には加賀藩主の子を住職として迎えることもあった。
以来、聞法の場として地域の方々に慕われ支えられて今日に至っている。
善徳寺 式台門
式台門
嘉永2(1849)年に加賀藩主の御子息である亮麿が第16代目の住職として入寺した際に加賀藩の援助で建てられ門であり、通常は開かずの門となっております。開門は4月上旬に城端町で開催されるしだれ桜祭と、11月の報恩講において本山より御門首または御鍵役をお迎えする際の年2 回となっております。それ以外では仏前結婚式を挙げられる新郎新婦の入堂の際には式台門を特別開門しております。
(詳細・画像は上記のURLからご覧ください。)
ZIPANG TOKIO 2020「重要文化財(建造物)の指定について【特筆すべきもの 】文化庁」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1521702
【重要文化財】 聴竹居 (旧藤井厚二 自邸) 京都府乙訓郡大山崎町
聴竹居は,京都帝国大学教授であった藤井厚二が,日本の気候風土や起居 (き き ょ) 様式に適合し た理想的な住宅を追求して完成させた自邸である。機能主義の理念と数寄屋技法の融合, 室内環境改善のための設備整備などの創意が実践されている。工学的理論に基づいたモダニズム住宅の先駆的存在として住宅史上,建築学上重要である。
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