福岡県糸島市にて、天然木桶で醤油の醸造を行う創業明治30年の有限会社北伊醤油(所在地:福岡県糸島市志摩船越84、代表取締役:山上 弘司)は、伝統の醤油づくりを学ぶことができる工場見学をスタートしました。
神様に祷り誓う伝統の醤油づくり
綿積神社
この神社は、糸島市役所の西6.5km程の辺り、引津湾南側突端の万葉の里に鎮座しております。
御祭神 豊玉彦命・鵜茅葺不合命・豊玉姫命
由緒
当社は古来斎浜に御座ありたるを秀吉の西征に際し神田悉く没収に相成り、神社も破壊に及びたれば斎大明神を現在の龍王崎に遷し今日迄祭祀せるものなり。
昔より牛馬安全の神として遠近の信仰厚きは神功皇后渡航の砌竹内宿祢をして牛馬安全の祈願をなされた因縁に依るものと伝えられる。
天保元年(1830)再建、霊験ありて、御床触24ヵ村の祈念所として奉斎。昭和56年(1981)現在の社殿に改築、境内に万葉公園整備。境内神社 疫神社、三柱神社、庚神(猿田彦命)
境内由緒書き より。
天然木桶で醸造される醤油とは
醤油を護る
防火性、保温性、保湿性に優れ、明治時代から昭和初期まで各地で見られた「なまこ壁」※
※伝承される漆喰の技
外壁の工法「なまこ壁」は、平瓦を壁に貼り付け、目地を漆喰で海の生き物「なまこ」のように盛り上げるスタイルからその名称がつきました。老朽化や建て替えなどで年々減少。現在、伊豆では松崎町と下田市、全国的には岡山県倉敷市や広島県東広島市などに見られます。松崎町には今も190棟余り残っており、昔ながらの趣を留めています。
木桶で醸造される醤油
木桶で醸造される醤油は、国内生産量の1%ほどしかないと言われていますが、北伊醤油で実際に使っている木桶の見学はもちろん、北伊醤油が代々紡いできている伝統的な技法や熟成の年数によって変わる醤油の味わいを体験できる利き醤油体験などを含めた工場見学です。
北伊醤油は福岡県のSDGsの認定も受けており、持続可能な社会に向けた貢献をしております。
申し込みの予約は電話にてお受けしております。
木樽見学の様子1
◆国内で1%ほどしか流通しない木桶醸造を余すことなく体験!
伝統的な醤油の醸造方法は木桶による醸造ですが、大量生産や効率化の流れから、現在はこの木桶をつかってお醤油を製造している蔵は年々減ってきており、現在は国内の醤油の生産量の1%しかないと言われています。
創業明治30年から約130年間木桶醸造を続けており、糸島市をはじめ多くの方にご愛用いただいている北伊醤油の味は、この受け継いでいる木桶に住み着いている酵母によりもたらされています。
北伊醤油の工場見学では、その国内でも貴重な木桶と、実際の醸造過程もガイド付きのご案内で体感していただけます。また熟成の年数によって変わる醤油の味わいを体験できる利き醤油も体験していただきます。
木樽見学の様子2
利き醤油の様子
◆木桶醸造工場見学と利き醤油体験ツアー
・実施日 :毎月第二・第四土曜日の13:00~14:00もしくは14:00~15:00
(繁忙期や状況によってはご予約できない時期もあります)
・予約期限:実施日1週間前
・人数 :20名まで/回
・所要時間:45~60分
・予約方法:電話:092-328-2204・FAX:092-328-1137・メール:info@kitaishoyu.com
お申し込みの際は以下のご情報をご連絡ください。
-当日ご連絡のつく携帯電話番号
-参加人数
-日程と時間
◆「福岡県SDGs登録制度」とは
福岡県内のSDGsに積極的に取り組む企業や団体を県が広く公表し、SDGsへの貢献を「見える化」するものです。
◆具体的な北伊醤油のSDGsへの取り組み内容
まず環境保護の観点から、太陽光発電を取り入れる、社用車に電気自動車を導入する、アミノ酸の搾りかすを肥料として農家の方にお渡しするなどの再生可能エネルギーの導入を進め、エネルギー効率の向上に努めています。
また、空になった一升瓶の回収を行い、洗瓶して再利用することで廃棄物のリサイクルを促進し、プラスチック使用の削減に取り組んでいます。これにより、地球温暖化の抑制や資源の持続可能な利用を実施しています。
次に社会的な側面では、従業員それぞれのライフスタイルに沿って働けるようスケジュールを組み、有給休暇は各自の希望通りに許可するなど、多様性を重視した職場環境を構築しすべての従業員が平等に働けるよう努めています。
またJASやHACCPの講習会や各種セミナーに参加することで、安全で衛生的な労働環境づくりを実現しています。
さらに市内の小学生の社会見学や中高生の職場体験を実施することで、教育や福祉活動に参加し地域の発展にも寄与しています。
最後に、経済の持続可能性に向けて、経営理念や目標を定期的に共有し、また社内情報を従業員間だけでなくオフィスサポートやマネジメント会社と連携し保守しています。これにより持続可能な経済成長を実現し、次世代によい地球を引き継ぐことを目指しています。
私たち北伊醤油一同はSDGsの達成に向けた取り組みを継続し、よりよい未来を築くために努力してまいります。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
◆天然木桶醸造の北伊醤油
1897年に福岡県糸島で創業した北伊醤油は、伝統的な醤油醸造技法である木桶醸造を現在まで続けています。北伊醤油醤油づくりの何から何までが、長年の経験に培われた職人たちの手作業です。
◆化学調味料を一切使用しないこだわりの製法
醤油づくりの原点として、地元糸島産の丸大豆を使用し、杉樽仕込みで2年半熟成・発酵させ、また大豆・塩・麦のみで仕込み、化学調味料を一切使用しないこだわりの製法で製造しています。
大量生産では生まれない、本物の味と香り。北伊醤油はこの天然仕立てにこだわり、皆様に醤油本来の旨みと美味しさを提供し続けていきたいと考えております。
■会社概要
商号 : 有限会社北伊醤油
代表者 : 代表取締役 山上 弘司
所在地 : 〒819-1332 福岡県糸島市志摩船越84
設立 : 1987年
アクセス
電車の場合
≫JR博多駅で、地下鉄「博多駅」より筑前前原・唐津・西唐津行に乗車
≫(姪浜駅でJR筑肥線に接続)
≫JR「筑前前原駅」下車
バスの場合
≫前原駅北口よりバス30分、船越下車徒歩10分
≫昭和バス「前原駅北口」バス停から「船越方面(経由:師吉・初)」行きに乗車
車の場合
≫西九州自動車道の「前原IC」で下りて県道54号線に入り(または国道202号線から)、
西町交差点を左折
≫加布羅交差点
≫松原交差点を左折して県道506号線を引津湾沿いに約2km
(所要時間 約15分)
昭和の記憶
石川県金沢市で出会った友が糸島の出身、犀川の橋の端にあった喫茶・キリマンジャロでよく待ち合わせ夜が更けるまで片町の海彦山彦、一心太助など食べ飲み歩いたものだ…
映画「燃えよドラゴン」ブルース・リーの物まねが上手で、飲むとつい興に乗り・・・
周囲の御客からは拍手喝采で天から御神酒⁈が降ってきた。バブル期は、中洲で不動産業をしていたようだが、その後は音沙汰がない…ひょっとすると糸島で逢えるのかな・・・
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(敬称略)
紅山子(こうざんし)
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
アーカイブ リンク記事をご覧ください。
重要文化財 岩科学校
なまこ壁と洋風建築のおりなす浪漫
重要文化財岩科学校は、なまこ壁をいかした社寺風建築様式とバルコニーなど洋風を取り入れた伊豆地区最古の小学校です。
明治12年当時、松崎では村内の教育振興熱が高く、校舎新築のための寄附金が集められました。
「総建築費2,630円66銭 うち寄附金4割余」。
時の戸長佐藤源吉らにより新築計画が進められ、岩科村大工棟梁菊地丑太郎、高木久五郎によって設計施工されました。
正面玄関に掲げられてある「岩科学校」の扁額は、時の太政大臣三条実美の書で、その上の龍は入江長八が棟梁の「のみ」をかりて彫ったと伝えられています。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~ 日本の原風景 棚田巡礼 ~「世界一 富士山の眺望景観 西伊豆松崎町の石部棚田(2)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6735055
~復活の神様とともに~【三柱神社】(1)
三柱神社は、
「西国一の強者」と称された百戦錬磨の初代柳川藩主 立花宗茂公、
岳父 戸次道雪公、宗茂の妻 誾千代姫の三神を祀ったことから三柱神社と称します。
宗茂公は、関ヶ原の戦いで一度は柳川を去ることとなりましたが、
その後に功績が認められ再び柳川藩主に返り咲きました。
元いた領地に戻ることができたのは、数々の大名の中で宗茂公ただ一人
だったことから、「復活の神様」として必勝・成就・復活の社といった
ご利益を持ち、崇敬されています。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-9 TOKIO 2020復活の神様とともに【三柱神社】(その1)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/posts/55340224
三柱神社 秋季大祭【御賑会】(おにぎえ)斎行(2)
「西国一の強者」と称された百戦錬磨の初代柳川藩主 立花宗茂公を祀る三柱神社(所在地:柳川市三橋町高畑323−1/宮司 立花誠太郎)は、令和6年10月12日(土)〜14日(月・祝)の期間、当社のお祭りの中で最も大切な神事である【御賑会】(おにぎえ)を斎行いたします。
御賑会(おにぎえ)とは、初代柳川藩主の立花宗茂公と、宗茂の妻 誾千代姫、そして岳父 戸次道雪公の三神を御祭神とする秋季大祭です。
五穀豊穣に対する感謝祭として、神様を喜ばせるために賑やかにしましょうと始まったこのお祭りは、御賑会(おにぎえ)と呼ばれるようになり、現在も脈々と受け継がれています。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-9 TOKIO 2020復活の神様とともに【三柱神社】秋季大祭【御賑会】(おにぎえ)斎行!(その2)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/posts/55380670
柳川藩主立花家別邸 「御花」(3)
関ヶ原の戦いで領地を手放し、20年後再びこの柳川に戻ってきた初代柳川藩主 立花宗茂。
第2次世界大戦後、華族制度が廃止になってもこの御花だけは手放さず、料亭旅館として商いを始めることでこの御花を残した16代和雄と文子。
そんな先祖代々の類まれなる努力といつの世も御花を愛してくださるみなさまのおかげで、約300年経った今でも御花は立花家そして柳川と共にあり続け、今も歴史の途中を歩み続けています。
現在はこの掘割に囲まれた全敷地7,000坪が「立花氏庭園」の名称で国の名勝に指定されております。
そして、中でも「松濤園」「西洋館」「大広間」「御居間」「家政局(お役間)」「門番詰め所」といった、約100年ほど前の伯爵邸の姿をそのままに留める近代和風建築は、日本に現存する文化財として、今や大変稀有な存在になりました。
「人、そして文化が今も息づいている」そんな軌跡を振り返ると、日本の未来にこの場所を途絶えさせてはならないと改めて強く思います。
わたしたちはこの先の日本の未来に「御花」としてあり続けられるよう、立花家の家族の物語、歴史そして文化財の魅力を、様々な体験を通して肌で感じて頂けるような場所として、これからもあり続けてまいります。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-9 TOKIO 2020 柳川「御花」柳川藩主立花家別邸 復活の神様とともに【三柱神社】(その3)
https://tokyo2020-9.themedia.jp/posts/55445224
国指定の文化財「柳川藩主立花邸 御花」(4)
今も大名の末裔が受け継ぐ国指定の文化財「柳川藩主立花邸 御花」
御花に「泊まる」ということは、立花家が柳川と共に紡いできた時間と出会うこと。
松濤園を眺めながら愉しむお料理。船着場から舟を浮かべ、水の音を聞き、船頭の歌に耳を傾ける。そこで出会うのは、かつてここで暮らした藩主あるいは伯爵のある一日。
ときの流れに思いを馳せる。そんなひとときをお過ごしください。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-10 TOKIO 2020藩主の末裔が営む御屋敷 御花 空間のコンセプトは「100年先も変わらない質朴な空間 」2025年1月11日にリニューアルオープン
https://tokyo2020-10.themedia.jp/posts/55945970
外務大臣及び岡山県知事共催レセプション-開催
白壁となまこ壁が美しい 倉敷美観地区
風にそよぐ柳並木や、白壁となまこ壁が美しいコントラストを見せて倉敷川に影をおとし、伝統的な日本建築の美しさをよく残しています。
この一帯は、江戸時代には米の積出地として栄えたところで、土蔵などから往時をしのぶことができる。
地元ではこの一帯を“美観地区”と呼び、世界的名画を収蔵している大原美術館をはじめ、民芸館、考古館、郷土玩具館など、文化的施設もあります。
岡山県は8月2日(水)16:30より、「岡山県の魅力発信セミナー」(主催:岡山県、協力:外務省)及び 「地方創生支援飯倉公館活用対外発信事業-外務大臣及び岡山県知事共催レセプション-」 (以下、外務大臣及び岡山県知事共催レセプション)を外務省飯倉公館にて開催しています。
これは、倉敷美観地区をはじめとする観光地、酒米のルーツ「雄町」の「地酒」や生産量日本一を誇る「白桃」、 「備前焼」や「デニム」といった岡山県の観光や食材、伝統工芸品の魅力を海外の皆様に発信する機会として、外務省の協力のもと行われているものです。
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