ZIPANG-10 TOKIO 2020モビリティ テストコース “Toyota Woven City”、Phase1の建築を完了し、準備を本格化

                                Woven City


富士山を背景にした遠景のWoven City


広場を中心に上空から見たWoven City


上空から見たWoven City


上空から見たガラス張りの建物


Woven Cityの坂と階段が特徴的なスロープ


Woven Cityの看板とスロープ


Woven Cityの木材が特徴的な2つの建物


Woven Cityの木材が特徴的な建物


富士山を背景にしたWoven City


横から見たWoven Cityの建物と広場


横から見たWoven Cityのガラス張りの建物


Woven Cityの照らされた道


リノベーション後の旧東富士工場の建屋コンセプトイメージ


リノベーション中の現在の旧東富士工場の建屋の写真


トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、米国ラスベガスで開催されているCES 2025にて、モビリティのテストコース「Toyota Woven City(以下、Woven City)」のPhase1の建築が完了し、2025年秋以降のオフィシャルローンチに向けて、その準備を本格化することを発表しました。


トヨタは2018年のCESでモビリティカンパニーへの変革を宣言し、2020年のCESではWoven Cityの構想を公表しました。そのコミットメントを果たすべく、2020年以降、ウーブン・バイ・トヨタ株式会社(以下、WbyT)とともに、着実にWoven Cityの開発を進めてまいりました。


2021年2月23日に地鎮祭を執り行い、静岡県裾野市のトヨタ自動車東日本(以下、TMEJ)の東富士工場の跡地にリアルなテストコースとして建設を開始しました。2024年10月末には最初に実証を開始するPhase1の建物が完成しました。


設計にあたり、環境への配慮のみならずクオリティ・オブ・ライフの向上などヒトを中心に据えた取り組みを行っていることが認められ、日本で初となる「LEED for Communities」で最高ランクであるプラチナ認証を取得*しました。今後内装工事やインフラなどの準備を本格化させ、2025年秋以降に実証を開始し、オフィシャルローンチを迎える予定です。


また、TMEJ東富士工場の建屋を一部残し、Woven Cityにおけるモノづくりの起点として活用すべく、リノベーション工事を進めています。さらに、Phase2の造成工事もすでに開始しており、Phase1での学びを生かしながら、モビリティのテストコースとして求められる要件を明確にし、Phase2以降の計画に反映していきます。


モビリティのテストコースであるWoven Cityは「自分以外の誰かのために」という思いをもつInventors(インベンターズ/発明家)が「モビリティの拡張」を目指し、自らのプロダクトやサービスを生み出し、実証を行う場です。InventorsはトヨタやWbyTを含むトヨタグループ企業だけでなく、社外の企業やスタートアップ、起業家など同じ志をもつ企業や個人も含まれます。


トヨタが長年培ってきたものづくりの知見やWbyTがもつソフトウェアのスキルなどの強みを生かしたツールやサービスなどのしくみを社外のInventorsにご活用いただき、社外のInventorsによる社会課題の解決や未来のための新価値創造をサポートしていきます。


また、住民やビジターからリアルなフィードバックを受けながら、様々なInventorsとのコラボレーションを通じて、未来につながるイノベーションを生み出していきます。

なお、現時点で決定しているWoven CityのInventorsは以下の通りです。


Inventors


上記一覧表をクリックすると拡大できます


上記に加え、公表済みのENEOS株式会社、日本電信電話株式会社、リンナイ株式会社とも引き続き検討を進めております。


今後はスタートアップや起業家、大学・研究機関の皆様にもWoven Cityを利用いただくことを想定しており、その一つの取り組みとして、2025年夏頃にアクセラレータープログラムの募集開始を予定しています。


Inventorsと同じく、住民やビジターはWoven Cityにおいて重要な役割を担います。Woven Cityでは住民及びビジターをWeavers(ウィーバーズ)と呼び、「モビリティの拡張」への熱意と、より豊かな社会を目指し未来をより良くしていきたいという強い思いを持ち、Woven Cityで行われるInventorsの実証へのフィードバックを通じて、Woven Cityにおける価値を共創する人を指します。


Weaversとして実証に参加しながらWoven Cityに住む住民は、2025年秋以降のオフィシャルローンチ時点ではトヨタ及びWbyTなどの関係者とその家族100名程度を想定しており、その後社外のInventorsやその家族などに少しずつ拡大していきます。Phase1エリアでは最終的に約360名を予定しており、Phase2以降も含めて将来は2,000名程度となる予定です。ビジターについても、関係者から受け入れ開始し、2026年度以降一般の方にもWeaversとして実証に参加いただく予定です。


Woven Cityはトヨタがモビリティカンパニーへ変革するためのテストコースです。トヨタとWbyTは単なる移動手段としてのモビリティだけではなく、ヒト、モノ、情報、そしてエネルギーを動かし、モビリティがヒトや社会のためにできることを増やすことにチャレンジしていきます。


Woven Cityはヒト中心の街として、InventorsやWeaversといったWoven Cityに集う人々を中心に据え、モビリティの拡張によりヒトや社会の可能性を広げ、幸せの量産という共通のゴールを目指します。なお、陸・海・空のモビリティをさらに宇宙に拡大することを視野に、WbyTはこのたびインターステラテクノロジズ株式会社に対する出資及びトヨタのモノづくりの知見を活かしたロケット量産化のサポートを決定しました。


Woven City Phase1 基本情報

住所 静岡県裾野市御宿1117(TMEJ東富士工場跡地)

敷地面積 約5万m2(将来は約708,000m2)


主なタイムライン

●2020年1月7日 CES 2020にてコンセプト発表

●2021年2月23日 Phase1地鎮祭。同年3月より造成工事を開始

●2022年10月10日 Phase1安全祈願祭。同年11月より建築工事を開始

●2024年10月31日 Phase1竣工

●2025年秋以降 Phase1オフィシャルローンチ

住民 2025年秋以降トヨタやトヨタ関係者を中心に住み始め、Phase1では最終的に約360名が居住予定(将来的には全エリアで2,000人に拡大予定)


* LEEDはLeadership in Energy and Environmental Designの略で、米国グリーンビルディング協会が運営する建築や都市の環境性能評価システムを指す。Woven Cityは2023年3月に取得。


ウーブン・バイ・トヨタについて

ウーブン・バイ・トヨタは、トヨタグループの一員として、人を想うイノベーションを生み出し、モビリティの変革に挑戦しています。人、モノ、情報、エネルギーの移動を進化させ、モビリティの常識に挑み続けることで、人の可能性が拡がる世界を創造します。

自動運転・先進運転支援技術、車両ソフトウェア開発プラットフォーム「Arene OS(アリーン OS)」、モビリティのためのテストコース「Toyota Woven City(トヨタ・ウーブン・シティ)」、トヨタのグロースファンド「Woven Capital」を通じて、安全でよりつながる社会の実現と幸せの量産をお届けし、移動の未来を紡いでいきます。



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


トヨタ、「コネクティッド・シティ」プロジェクトをCESで発表


実証都市「コネクティッド・シティ」のプロジェクト概要を発表する豊田章男社長


トヨタ自動車次世代都市「Woven City」

トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、2020年1月7日(火)~10日(金)に米国ネバダ州ラスベガスで開催するCES 2020において、人々の暮らしを支えるあらゆるモノやサービスがつながる実証都市「コネクティッド・シティ」のプロジェクト概要を発表しました。


本プロジェクトでは、2020年末に閉鎖予定のトヨタ自動車東日本株式会社 東富士工場(静岡県裾野市)の跡地を利用して、将来的に175エーカー(約70.8万m2)の範囲において街づくりを進めるべく、2021年初頭に着工する予定です。


今後、様々なパートナー企業や研究者と連携しながら、新たな街を作り上げていきます。 このプロジェクトは、人々が生活を送るリアルな環境のもと、自動運転、モビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)、パーソナルモビリティ、ロボット、スマートホーム技術、人工知能(AI)技術などを導入・検証できる実証都市を新たに作るものです。


プロジェクトの狙いは、人々の暮らしを支えるあらゆるモノ、サービスが情報でつながっていく時代を見据え、この街で技術やサービスの開発と実証のサイクルを素早く回すことで、新たな価値やビジネスモデルを生み出し続けることです。


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 トヨタ自動車次世代都市「Woven City」東富士(静岡県裾野市)に2021年初頭より着工!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7555982



トヨタ自動車 豊田章男社長の約束とは ❣❣❣ 


<2/23 ウーブン・シティ鍬入れ式>


トヨタ「Woven City」地鎮祭 鍬入れ式


豊田でございます。

本日は大変お忙しい中、多くのご来賓の皆様にご出席を賜り、誠にありがとうございます。
本日、地鎮祭を迎えるにあたり、これまで多大なるご支援、ご協力を賜りました 裾野市、静岡県および地域の皆様、そして工事関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。


コロナ禍において、決めたことを決めた通りに進めるということは決して簡単なことでは
いと思います。関係者の皆様のご尽力に心より感謝申し上げます。


昨年 12 月 9 日。
地域の皆様にお支えいただきながら、この地で生産を続けてまいりましたトヨタ自動車東日本の東富士工場が 53 年の歴史に幕を閉じました。


ここで働いてきた人は 7 千人。
この場所に、毎日、1,400 万歩の足跡を残したことになります。


これまでに生産した車は 752 万台。
センチュリーからジャパンタクシーまで、多種多様なクルマを世の中に送り出してまいりました。


まさに日本のモータリゼーションをけん引し、人々の暮らしを支え、クルマ文化をつくってきた工場だったと思います。


東富士工場の DNA。
それは、たゆまぬカイゼンの精神であり、自分以外の誰かのために働く「YOU」の視点であり、多様性を受け入れる「ダイバーシティ&インクルージョン」の精神です。


これらが「人中心の街」、「実証実験の街」、「未完成の街」というウーブン・シティのブレない軸として受け継がれてまいります。


「東富士工場の歴史をこの町の未来につなげたい」「地域の皆様から愛され、頼りにされる、この町いちばんの会社になりたい」それが、私たち全員の想いであり、これから先も、決して変わることはございません。


これからも、地域の皆様とともに、未来に向けた歩みを進めてまいりますことをお約束して、私の挨拶とさせていただきます。


本日は誠にありがとうございました。


以上、日本一の山「富士山」の裾野から天頂を仰ぎ見て、誓った豊田章男社長でした。


~裾野市より豊田章男社長ご挨拶の全文をご紹介いたしました~


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-5 TOKIO 2020 速報 2月23日“富士山”の日。トヨタ自動車 豊田章男社長の約束とは ❣❣❣ 
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/14822711



※現在、2500件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-10 TOKIO 2020 (VOL-10)
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ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
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