ZIPANG-10 TOKIO 2020 【グッドデザイン賞受賞】 デジタル地域通貨アプリ「トチツーカ」が北陸の銀行で初めて「グッドデザイン賞」を受賞!


株式会社北國フィナンシャルホールディングスグループの株式会社北國銀行は、
デジタル地域通貨アプリ「トチツーカ」が、2024年度グッドデザイン賞
(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。


1. 受賞対象の概要

土地の通貨で「地域を活性化」するために
銀行と自治体が開発した デジタル地域通貨アプリ「トチツーカ」


北陸地域全体を「いつでも」「どこでも」安心してキャッシュレス決済ができる地域にする為に、デジタル地域通貨アプリ「トチツーカ」が生まれました。


「トチツーカ」では、自身の口座からチャージしてつかう「トチカ」と、自治体から付与されるポイント「トチポ」を、キャッシュレス決済手段として使用できます。


トチツーカを使うことで経済が循環し、地域の活動やサービスが盛り上がり、人・町・地域がより豊かになる。そんな魅力的な地域づくりを目指していきます。


2. サービス設計

ATMやシステム導入を始め、会計処理や現金管理などの手間といったコストが、現金を取り扱う上で発生します。このような「現金取扱コスト」は、国内で約8兆円程度とも試算されており、現金を利用するすべての人に負担がかかっています。


しかし、現在の国内キャッシュレス比率は3割と低い水準にとどまっているのが現状です。これまでかかっていた現金の取り扱いコストを削減し、それを地元企業の成長や行政サービスの向上・住み良い地域づくりに活かして地域の皆様に還元していく為に、私たちはキャッシュレス決済比率の向上が必要と考えております。


その実現のため、様々なユーザーのニーズに合わせて、キャッシュレス決済の選択肢を広げていただけるように、トチツーカは「各自治体が発行するポイント」や「自身の銀行口座からチャージするステーブルコイン」といった、異なる性質の通貨で決済ができるサービス設計を行いました。


3.北國銀行が考える「クリエイティブへの課題」

顧客接点のデジタル化が今後さらに加速していくことが予想される中で、北國銀行では「社外に発信するクリエイティブのクオリティー向上」が急務と捉えておりました。


ターゲットや発信媒体を整理するだけではなく、”ユーザーがわかりやすい・使いやすいもの”を制作できる人材が必要と考え、2021年度からインハウスデザイナーの採用を進めており、2024年現在、社内にはインハウスデザイナーとして9名が従事しております。


本プロジェクトにもインハウスデザイナーが参加し、UIやUXなどの専門的観点を取り入れ、密に連携を行いながら「利用しやすいプロダクトづくり」に努めました。これからもよりよいサービスをお届けするため、専門人材とのコラボレーションを起点に、ユーザー体験の向上を目指してまいります。


4. グッドデザイン賞審査委員による
 評価コメント(全文引用)

「自治体が発行する地域ポイントや自身の銀行口座からチャージした地域通貨を活用することができるアプリである。近年、ほとんどの金融機関が自社アプリを開発・提供しているが、地域経済に焦点を置き、そのための機能を充実させている例はそれほど多くない。地域経済を支える役割を担う地方銀行ならではの視点で、地域のために設計されたアプリとして、今後の展開に強く期待したい。」


5. グッドデザイン賞とは


1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。


これまでの受賞件数50,000件以上にのぼり、受賞のシンボルマークである「Gマーク」は、よいデザインを示すシンボルマークとして広く親しまれています。



余滴

デザインとは、そんなに生易しいものではないと語る亀倉雄策氏      Ⓒ鎹八咫烏


因みに当webサイトの『日の丸』は、グッドデザイン賞のシンボルマークをデザインした
公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会初代会長 グラフィックデザイナー亀倉雄策氏によるものです。



鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


社会福祉法人ぷらいむキッズ 2023年度グッドデザイン賞 受賞


2023年度グッドデザイン賞 かしまだ保育園


■かしまだ保育園の環境について

【園庭】

北側は平間緑道、南側は府中街道に面した恵まれた環境で、かつて川崎市沿岸部の工業用水に重要な役割を担ってきた調圧塔がこの地のシンボルとして存在してきたことを踏まえ、円筒型の調圧塔があった場所に、丸いプレイサークルが作られています。


田園風景をそのままに、地域の人たちからも子どもたちの遊んでいる風景が見えるような設計になっています。園庭全体が緑道と繋がることで、地域全体で子どもたちを見守りながら育てていく温かな繋がりを生み出しています。


今後も積極的に多世代との出会いや交流の機会を作っていきます。


【園舎】

建物は園庭の丸を包み込むように2つの棟が繋がっており、南側を「たいよう(太陽)」、北側を「かぜ(風)」と名付けられました。この棟の名称は職員がアイディアを出し合って決めたもので、緑道側の樹木の様子や季節によって変わる太陽の動きや天気の様子などを感じながら子どもたちが育つ場所になってほしい、という願いが込められています。


保育室は仕切りのない広い空間となっており、子どもたちが安心安全に過ごせるように職員間の連携が取りやすいところが魅力です。広い空間をどのように利用するのか、どのような配置にすると遊びが盛り上がるのかを考えながら保育を進めています。机や棚の配置の変更等、環境づくりを工夫していくことで、保育者の保育力も日々磨かれていきます。


さらに、職員が集う職員ホールは、柱の周りを囲んで円状に机が配置されています。職員会議や給食の時間にお互いの顔がよく見えるのでコミュニケーションをとりやすく、働く職員にとっても居心地の良い環境です。

(画像は本文にて)


(詳細は下記のURLよりご覧ください。)


ZIPANG-7 TOKIO 2020 社会福祉法人ぷらいむキッズ『かしまだ保育園』 2023年度グッドデザイン賞 受賞

https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/48483726/



※現在、2500件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


ZIPANG-10 TOKIO 2020 (VOL-10)
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ZIPANG-10 TOKIO 2020

日本の精神文化と国土の美しさについて再発見 その1. 全世界との情報の共有化 その2. 偏り、格差のないローカリティの尊重! その3. 美しきものへの学び、尊敬、関心を高める教育と推進

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