経済産業省は、多様なユーザーがデータを容易に利活用できる環境を実現すべく、使いやすさを向上させた地域経済分析システム(RESAS:リーサス)の新システムの提供を開始しました。
地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、経済産業省と内閣官房が平成27年から提供している、地域経済に関する官民のビッグデータを地図上やグラフで分かりやすく、簡単に、見える化できるデータプラットフォームです。
地域経済分析システムでは、人口・産業構造に関する政府統計のほか、全国の約750万事業所の立地データや、全国12万件の観光資源情報、全国のスーパー・ドラッグストアにおける販売実績データをはじめとする様々な分析メニューを提供しており、全てのメニューを、ID登録など事前手続は不要で、無料で利用することができます。
この度、描画速度の向上、画面遷移を要する類似メニューの集約、スマートフォン対応などの利便性の向上や、搭載データの精緻化などの分析機能の高度化を目的として、新システムの提供を開始しました。引き続き利用者のニーズに基づき、システムの改善や高度化に向けて検討を続けていく予定です。
詳細は下記の関連リンクよりご確認ください。
関連リンク(下記のURLからご覧ください。)
RESASについて
https://resas.go.jp/
地域経済分析システム(RESAS:リーサス)は、地域の人口動態や産業構造、人の流れなどの構造データを集約し、地図やグラフ等で分かりやすく可視化するウェブサイトで、地方創生の様々な取組を情報面から支援するために、2015年から国が提供しています。地方公共団体職員や、地域の地方創生の担い手の方々によって、効果的な施策の立案や経営判断などに広く利用されています。
鎹八咫烏 記
石川県 いしかわ観光特使
伊勢「斎宮」明和町観光大使
協力(順不同・敬称略)
内閣府 地方創生推進室 ビッグデータチーム
経済産業省 中小企業庁 事業環境部 企画課 調査室
紅山子(こうざんし)
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アーカイブ リンク記事をご覧ください。
衛星データとAIと3DCGの技術の融合させ、地球全体をデジタルツイン化
現実世界と瓜二つの仮想世界を作って様々なシミュレーションに役立てる「デジタルツイン」が世界中の企業や政府から注目を集めています。本プロジェクトでは三つの異なる分野のテクノロジーを融合させることで全自動でデジタルツインを生成することが可能です。
衛星データの活用によって地球全体の情報を広範囲にカバーすることができるため、日本だけでなく世界全体に応用できるスケーラビリティがある仕組みとなっています。
一方で消費者向けには「メタバース」という言葉が注目されてきています。これは「三次元バーチャル空間で相互交流できる仮想世界」を指したもので、VRと5Gが普及すれば現在からは想像できないような体験型コンテンツが登場することが予想されます。
VRやメタバース上では人々が動き回るための空間を作る必要がありますが、大規模でハイクオリティになるほど開発コストは高額になっていきます。もし世界全体のハイクオリティな3Dモデルが使えるようになれば、個人やスタートアップでも大企業に劣らないクオリティの仮想空間を立ち上げてサービスを提供できる未来が開けます。
「マトリックス」や「竜とそばかすの姫」のようなSF映画の技術がより現実に近づきます。
今後AIが生成した地球全体の3Dモデルを誰もが無料で使えるようになると、仮想現実・ゲーム開発・映像制作・都市開発・防災防衛・自動運転など様々な産業に大きなイノベーションが起きることが想定できます。
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-5 TOKIO 2020衛星データからバーチャル空間にニューヨークをAIで自動生成。日本だけでなく地球全体のデジタルツイン化を推進~スペースデータ~
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/22197269
ロボットが公道を走行します!【経済産業省】
経済産業省では、物流分野における人手不足等の課題解決を目指し、自動配送ロボットの社会実装に向けた技術開発支援等の取組を行っています。
各メーカーによるオリジナルな「自動配送ロボット」(詳しくはURLからご覧ください。)
背景と開催概要
2019年に官民協議会を立ち上げ、自動配送ロボットの公道走行実現に向け、産業界や関係省庁等と議論を重ねてまいりました。2023年4月1日には「道路交通法の一部を改正する法律」の施行により、一定の大きさや構造の要件を満たすロボットは、届出制により公道を走行できるようになり、いよいよ自動配送ロボットの社会実装が本格化します。
イベントでは、自動配送ロボットの関連事業者8社のロボット8台が、経済産業省敷地内に集まり、実際の走行・活用シーンを披露しました。
自動配送ロボットとは
⚫ 物流拠点や小売店舗などの荷物・商品を配送するロボット。
⚫ EC市場の拡大などにより宅配需要が急増する中、物流分野における人手不足や買
い物弱者対策などの課題解決のため、活躍が期待されている。
⚫ 物流拠点 ⇒ 住宅・オフィスなど
✓ 特に人手が不足する早朝・夜間の配送も可能
✓ 配送と同時に集荷も可能
自動配送ロボットで配送
トラックや人手で配送
⚫ 小売店舗・飲食店 ⇒ 住宅・公園など
✓ フードデリバリーサービスの提供
✓ 自治体による生活必需品の配送(買い物支援)
⚫ 地域内における移動販売
✓ 荷物を積んだ状態で、商店街や観光地などを巡回
✓ 飲食料などを、非対面・キャッシュレスで販売
(詳細・画像は下記のURLからご覧ください。)
ZIPANG-7 TOKIO 2020 2023年4月からロボットが公道を走行します!【経済産業省】
https://tokyo2020-7.themedia.jp/posts/42413474
【環境や社会に優しい好循環を作るWebサービス
<GIRIGO (ギリゴ)>とは?】
日本の商品やサービスをより魅力的にし、国際的にもアピールできる仕組みとして、Webサービスを開発しました(AI(人口知能)を用いて分析)。
そもそもの由来は、実業家渋沢栄一の「義利合一(ぎりごういつ)」からきています。「利」の経済的利益を追求するだけでなく、「義」の社会や環境への貢献も実現する社会を構築したいという願いを込めて名付け「義利合一」を体現。GIRIGO (ギリゴ)は、未来を1ミリでも良くするための社会実験です。
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